「気」の総量が小さくなる エネルギー・ボールーセオリー
とはいえ、四〇年間で出会ったことのない「いまの自分」と向き合うのも、なかなか容易なことではありません。患者さんのなかにも「頑張り屋さん」やもともと体力がある人がいて、「いまの自分」と向き合うことがなかなか難しい場合は、エネルギー(気)の総量をボールにたとえてお話しするようにしています。
まず、エネルギー・ボールの大きさは、生まれたときから個人差があります。大きなボールで生まれてきた人は、子どものころから体力があり、若いころは疲れ知らずで、活発に動き回ってきたことでしょう。
一方で、ボールが小さかった人は、幼少のころから病気がちで、華奢で、疲れやすいといった特微かあります。
そして、どんな大きさのボールで生まれてきたとしても、年齢とともにボールは小さくなっていきます。大きく生まれてきた人のボールは小さく、小さいボールはより小さくなっていくのです。
女性の場合、「七年ごとの変化」にあてはめると、二八歳をピークに、どんなボールも小さくなっていきます。もちろん、日々のケア次第で、ボールが
小さくなる度合い(速度や縮小割合など)が違ってきたり、不養生を改めることでボールが以前(若いころ)より大きくなることはありますが、全体の流れとして「小さくなる」という方向性は変わりません。
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