頑張り屋さんのおちいりやすいワナ
みなさんは、こんな経験がありませんか?
「これまでの休日のお買い物は、新宿と渋谷のいくつかのショップを回ったほかに銀座まで足を延ばしていたのに、最近は、新宿のショップ数軒が精一杯」
「バーゲンのときは、前日深夜まで仕事をしていても、早朝から繰り出していたけど、いまは、起きるのがつらく、そもそもバーゲン会場まで行く気力がない」
「楽しかった近所の奥さんたちとのおしやべりも、時聞か長いと疲れるようになった」
あなたが四〇歳を過ぎているのなら、これらはまさに、カラダを調整するために、これまでよりも「気」を使っている結果として起きている出来事です。
それぞれのケースについて、あなたなら、どう考えますか?
「以前と同じように新宿、渋谷、銀座を回れるはず」
「バーゲンでよい物をケットするには、早朝に行くのがベストだから、目覚ましを複数セットしよう」
「何時間でも友人といるのは楽しいのだから、なんとか楽しまなくては」。
いままで元気に暮らしてきたあなただったら、こう考えるのも自然なことかもしれません。
これらの考え方で共通しているのは、「頑張る」ということです。
「頑張って買い物に行く」「頑張って早起きする」「頑張って長時間会話する」
しかし、思い出してください。いまのあなたは、カラダの調整のためにただでさえ余分に「気」を使っているのです。それなのに、「こんなはずではない」「いままではできていたから」と頑張ってしまっては、さらに余分な「気」を使ってしまうことになります。
その結果、「気」はすり減り、エネルギーが枯渇して逆に老け込み、老化を早めてしまうことになるでしょう。つまり、「以前と同じように」という思いで頑張る行為は、エイジング対策としては、かえって逆効果なのです。
「頑張り屋さん」がおちいりやすいワナとでもいいましょうか。頑張って無理がきくのも、三〇代までなのです。
半日で新宿から渋谷、銀座を回れたことも、睡眠時間を減らして起床できたことも、長時間話しつづけられたことも、すべて。過去の栄光”だと思って、四〇歳からは、まずはそれをいったん忘れましょう。
そして、「いまのあなた」の心身と向き合い、頑張るだけの「気(エネルギー)」が自分に残っているだろうか、とご自分に問いかけてみてください。
また、「エネルギーを余分に使うだけの頑張りが必要なことなのか」との問いかけも大切です。もちろん、頑張らなくてはいけないときだってありますから。
- ランニングーブームも要注意
ランニングをつづけていると、血中の鉄分が流出して貧血になりやすく、特に女性はその傾向が強いので、鉄分やタンパク質、ビタミンCやカルシウムなどを多めにとるなど、食生活の工夫が必要なことは、よく指摘されています。 - ムダに頑張らないコツ
脳が「いくら卵巣を刺激してもホルモンは出てこないんだ」「ホルモンが少なくなってきたことに抵抗しなくていいんだ」とわかってきて、女性ホルモン量の変化などに抵抗しなくなるからです。これも、カラダの正常な反応です。 - 休養はカラダのメンテナンス
意識的に休養をとることをすすめ、それはけっして怠けているのではなくカラダの積極的なケアや前向きなメンテナンスであり、日ごろの行動についても、優先順位をつけて、すべてに全力投球ではなく、「力を抜くところは抜く」ようにアドバイスしました。