卵巣も老化する

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月経は卵胞期→排卵→黄体期→月経というサイクルになっています。女性は、卵巣という臓器のなかに、数十万個といわれるほどのたくさんの卵胞(卵子のもと)をもって生まれてきます。卵胞は毎月一個ずつ、卵巣のなかで成熟していきます。

卵胞は、成熟する過程でエストロゲンを血液中に出し、精子が子宮内に入りやすいように環境をととのえます(卵胞期)。

成熟した卵胞から卵子が排出され(排卵)、卵巣から飛び出します。

排卵後の卵胞は、組織変化を起こして黄色になるため黄体と呼ばれます。黄体は、少量のエストロゲンと、プロゲステロン(黄体ホルモン)という別の女性ホルモンを分泌し、プロゲステロンによって、子宮内は受精卵が育ちやすい環境にととのえられます(黄体期)。

排卵後、卵子はタイミングが合うと精子とであって受精します。この受精卵が子宮内膜に着床すると妊娠となります。

しかし、排卵後に受精が成立しないと、黄体はしぼんで白体となり、受精が不成立に終わったとの情報が脳から卵巣へと伝わり、プロゲステロンの分泌が止まります。排卵から約一四日後に子宮内膜がはがれて血液とともに排出されます。これが月経です。

月経がはじまると、その情報は脳に伝えられ、次の排卵に向けて、また別の卵胞が成熟していきます。こうして月経が、だいたい二八日から三五日の周期でくり返されているのです。

しかし、卵巣も臓器である以上、加齢とともに老化します。ある論文によると、「加齢にともない減少する卵胞数は、若年期の減少ペースを維持すれば約八〇歳まで保たれると考えられるが、卵胞の残存が約二万五〇〇〇個、年齢的には三七歳から三八歳を過ぎたころから予測される速度を超えて急速に減少し、五〇歳でほぼ消失する」とあります。

また、卵胞の数は毎月の排卵でも減っています。こうして、加齢にともなう卵巣の機能低下や卵胞の数の減少によって、閉経がもたらされるのです。 

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